2024 全日本スーパーフォーミュラー選手権 第3戦スポーツランドSUGO

2024 全日本スーパーフォーミュラー選手権 第3戦スポーツランドSUGO

ENEOS スーパー耐久シリーズ2024 Supported by BRIDGESTONE 第2戦富士スピードウェイ 2024 全日本スーパーフォーミュラー選手権 第3戦スポーツランドSUGO 読み終えるまでおよそ1 分

第3戦東北大会
悔しさをバネに上位進出を目指す 


2024年度全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ第3戦が、6月22日(土)~23日(日)にかけて宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。
開幕戦、第2戦とマシンを思い通りの状態に仕上げられないままレースを終えたチームは、第2戦と第3戦のインターバルにミーティングを開き、改めて状況を精査した。
その結果、改善するべき課題が明確になり、対策をしてレースウィークに臨んだ。

セッティングで光明を得たフリー走行と予選

スポーツランドSUGOは全長3,586mとシリーズで最も短いコースながら、高低差70m弱とアップダウンに富むテクニカルコースである。
2023年のレースでチームは公式予選Q1を突破する結果を残していた。
そこで、2023年のセッティングを基本にマシンの準備を行い、現場に持ち込んだ。フリー走行を走り始めた三宅選手は、ピソトインを繰り返してセッティングの微調整を行い、出走21台中18番手の順位でフリー走行を終えた。
フリー走行の順位は下位にとどまったがチームはマシンの状態に好感触をつかみ、フリー走行で得たデータを基に予選に向けたセッティングをマシンに施して、三宅選手を送り出した。
22日(土)の午後に開催された予選は晴天が続き、サーキットでは気温が31℃、路面温度が50℃に達しており、ドライバーだけでなくマシンにも厳しい暑さとなった。予選Q1グループAの三宅選手は1周のウォームアップを行い、次のラップでタイムアタックにかかった。
その結果、トップタイムから0秒910後れの、1分06秒968を記録、出走11台中9番手でQ1セッションを終えQ2進出はならず、23日(日)に行われる決勝レースのスターティンググリッド(スタート位置)は21台中17番手となった。

アクシデントが続出した波乱の決勝レース

22日(土)の晴天から一転、23日(日)は朝から雨模様となりコースはウェットコンディションとなった。午前中のフリー走行では、開始直後に雨の影響でコントロールを失ったマシンがアクシデントを起こしたため5分で打ち切りとなった。
午後2時の決勝スタート前、午前中に打ち切りとなったフリー走行分の時間が追加され、20分間のウォームアップ走行が行われたが、ここでもコース上でアクシデントが発生してしまう。
このアクシデントで破損したガードレールを修復するためセッションが途中で打ち切られた。
この影響で決勝レースのスタートは午後3時35分まで延期され、セーフティーカー(以下SC)先導でレースが始まった。SCランは5周で解除され、6周目からレース開始となった。
三宅選手は出走できなかった車両があったため繰り上がって16番手からのスタートとなった。
ところが6周目のうちに前方車両が最終コーナーでクラッシュしたため再びSCが介入した。
SCランは12周目に解除され13周目からレースが再開された。
15番手でSCランをしていた三宅選手は水しぶきの中、懸命にマシンをコントロールしてレースを続けた。
しかし、再び前方車両の1台が最終コーナーでクラッシュしたためレースは赤旗で中断となり、その後、レースの続行が困難と判断され、打ち切りとなった。
三宅選手は赤旗で中断された時点で13番手を走行していたが、正式順位は12周目完了時点に遡って決まるため、15位でレースを終えることとなった。
次回シリーズ第4戦は7月20日(土)~21日(日)、富士スピードウェイで開催される。


ドライバー:三宅淳詞コメント
前戦までのマシンコンディションとは大きく異なり、セッティング変更に対してマシンが反応してくれるようになりました。
マシンの反応が得られることで、データを見ながらセッティングを進め、他チームと同じ士俵でレースができる良い状態になっていたと思います。
予選では更に攻めた走りができる状態でしたが、慎重になりすぎてしまいました。
決勝はレースを続けるには危険な状態でしたし、まずは完走してデータを持ち帰ることを優先して、慎重な走りに徹しました。
今回トライした結果が次戦の富士スピードウェイでも通用するのか、公式テストで確かめて、次のレースでは更なる上位進出を目指します。


監督:道上龍コメント
20日(土)のフリー走行から予選までの流れを振り返ると、予選順位こそ良くはありませんでしたが、非常に良い感触を得ることができたと思います。
2024年シーズン3戦目にして、セッティングのスイートスポットを見つけられた感じがします。
今回決勝レースが赤旗中断から打ち切りと残念な形で終わってしまいましたが、今回の状況をよく分析して、第4戦富士スピードウェイでのレースに向けマシンセッティングの熟成を進めていきたいと考えています。

アドバイザー:塚越広大コメント
前戦が終わった後、チームミーティングを実施して、各人より様々なアイデアを出し合った結果、マシンのパフォーマンス向上につながるヒントを得ることが出来ました。
20日(土)の予選では結果こそ振るわなかったものの、三宅選手からは今までで最もマシンの感触が良くなったとコメントがありました。
21日(日)の決勝は雨によってアクシデントが続発し、荒れたレース展開となりましたが、三宅選手はアクシデントもなく無事にレースを終えることができて安心しました。
次の公式テストでは今回得られた課題を改善することで、後半戦はポイント獲得を目指してさらに上位に進出できるマシンに仕上げたいと考えています。

チーフエンジニア:新井凌コメント
前戦までマシンの戦闘力が低かった原因がレース後のミーティングで明確になったので、今回は十分に対 策をしてレースに挑むことができました。
その結果、マシンからのフィードバックが明確に得られるようになり、セッティングの方向性を決める一助となりました。
20日(土)の予選ではフリー走行からセッティングを大幅に変更したことで三宅選手にとってはマシンの限界を知る時間を取ることができず、順位の大幅アップには至りませんでした。
しかし、三宅選手からの感触 は良好でしたので、マシンは良いレベルに仕上がっていたのだと確信が持てました。
今回決勝レースが打ち切りになってしまったことで、現在のセッティングでレースを想定したロングランを行った場合のマシンコンディションを確かめることができませんでした。
公式テストではロングランでの検証を行い、改善を行って、第4戦富士スピードウェイでのレースに備えます。

Round.3リザルト


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